TRPGのイニシアティブトラッカーとは? 戦闘の順番管理に使う道具
TRPGの戦闘で「次は誰の番だっけ」を防ぐ道具、イニシアティブトラッカーの役割と使い方を紹介します。
公開日: 2026-08-08
グリッド戦闘のあるTRPGでは、キャラクターごとに行動の順番(イニシアティブ)が決まっています。プレイヤーが多かったり敵の数が多い戦闘だと、「次は誰の番だっけ」「もう行動したんだっけ」と進行が止まってしまうことがあります。この順番を管理する道具が「イニシアティブトラッカー」です。
なぜ順番管理でつまずくのか
- プレイヤー4〜5人+敵複数体だと、頭の中だけで順番を覚えきれない
- 誰かが離席・長考している間に、順番の記憶があいまいになる
- 紙に書いても、行動終了のたびに消して書き直すのが面倒
頭の中だけで順番を覚えておこうとすると、戦闘の内容そのもの(誰が何をしたか、残りHPはどうか)も同時に処理しなければならず、記憶の負担が重なります。心理学では、記憶しておくべき情報を紙やボードなど頭の外に書き出すことを「外部化」と呼び、これによって頭の中の作業領域を空けられるとされています。イニシアティブトラッカーがやっているのも、この「順番の記憶を頭の外に出す」ことです。
カードとクリップで順番を可視化する
プレイヤー用・ボス用・雑魚用とカードの種類を分け、行動順に卓上に並べておく方式のトラッカーがあります。行動が終わったキャラクターのカードにクリップを付ける、あるいは列を移動させるといった形で、「誰が行動済みか」を目で見てわかるようにできます。頭の中で覚えておく代わりに、卓の上を見るだけで確認できる状態を作るという考え方です。
TRPG・ボードゲーム用品消せるイニシアティブトラッカーセット 44枚入り TRPG戦闘順位管理ツール¥3,980- quantity
- 44枚入り
- contents
- プレイヤー・ボス・雑魚カードと消せるペン・クリップのセット
導入すると、ゲームマスターが「えっと、次誰だっけ」と進行を止める場面が減ります。プレイヤー側も自分の番が来るタイミングを把握しやすくなるので、不意打ちで長考が発生しにくくなり、戦闘全体のテンポが保ちやすくなります。
こんな人におすすめ
- プレイヤー数が多い卓を頻繁に回すゲームマスター
- 敵の数が多い戦闘シナリオを書くことが多い
- 紙に順番を書いて消して、を繰り返すのに疲れてきた
まとめ
イニシアティブトラッカーという名前自体はまだ日本語圏であまり知られていませんが、やっていることは「戦闘の順番を目で見てわかるようにする」というシンプルな道具です。順番管理でセッションが止まりがちだと感じているなら、一度試してみる価値があります。